日本たばこ産業(JT)は20日の記者会見で、厚生労働省が「健康日本21」の中間評価報告書案に盛り込んだ喫煙率引き下げの数値目標を設定する試みに、反対する考えを示した。
ふと思ったのだがこの会見、厚労省の方針への反論というより、世間に「たばこ=嗜好品」をアピールすることが目的なのでは?
事あるごとに繰り返されるJTの「たばこ=嗜好品、趣味」という主張は、今回もマスコミが伝えたニュースで、キーワードとして盛り込まれている。
テレビCMのように一方通行で、キーワードによるたばこのイメージを伝えたものだけど、他のCM同様、見聞きした者に対し、イメージの刷り込み効果はそれなりにある。
広告料のかからないアピールの場といったところか。
たばこ値上げや規制の動きに、JTの声明として伝えられるこの種の刷り込みは、たばこが自分のみならず、周囲の人たちの健康にも悪影響を及ぼすことが知れ渡っている今でも、喫煙者、非喫煙者を問わず浸透していて、たばこ問題を軽視する風潮にも一役買っているように思える。
それは、私たちが住んでいる市町村や勤務先の会社、自宅マンションの敷地内などで、たばこを規制しようとすると「嗜好品、趣味、喫煙の自由」というものが、当たり前のように議論の場で問題にされることなどからも分る。
しかし、喫煙が「ニコチン依存症=病気」という観点から病院で治療が行われるようになり、自治体でも歩きたばこやポイ捨て禁止などの規制が進むご時世に、もはやたばこを「嗜好品」として、規制に反対するのは無理がある。
厚労省の喫煙率抑制の数値目標設定に限らず、たばこを規制する話し合いの場では、まず嗜好品、趣味としての「たばこ」という言葉を再定義することから始めてもよいのではないだろうか。
一企業が主張する「たばこ=嗜好品」などとする理屈が、一方的に公衆衛生の観点からたばこ規制を行おうとする話し合いの場で認められること自体、かなり的外れのように思うのだが。
20日の産経新聞が伝えたところによると、志水雅一執行役員は会見で、「数ある生活習慣病のリスク要因のなかで、喫煙だけを対象にして、行政が強制的に数値を示して介入・誘導することは問題だ」と指摘したという。
たばこの健康リスクを過小評価する悪質さは相変わらず。
しかも、スピード違反で捕まって警官に文句たれてる違反者のようなガラの悪さ(^^;
マナーはケータイしていても、モラルは会社のロッカーにでも置き忘れてきたんでしょうかね。
「他にもスピード違反してるやつがいるのに、何でオレだけ捕まえるんだよ!」
なんて言っている人がよくいるけど、それで自分のスピード違反が帳消しになるわけじゃないよね。
同じように、生活習慣病のリスク要因が他にもあるということが、喫煙の害を相殺してくれるわけでもない。
公平性の原則から、たばこの健康への影響を誤魔化したいのでしょうね。
もちろん、厚労省がたばこだけを目の仇にしているなら問題だけど、過去に食品添加物などの規制も行ってきたのだから、実績として公平性は保たれているわけで、志水氏のコメントは、とんだ言いがかりというもの。
あ、どこかで聞いたことがあると思ったらこの理屈、路上喫煙禁止区域で歩きたばこを監視員に見つかって、過料徴収の際に、
「何でオレだけ?他にも吸ってるヤツがいるじゃないか!」
ってなこと言ってるヤツといっしょだぁ!
さすが、たばこ屋の元締め(笑)
健康日本21では、喫煙率抑制に絡んでたばこの価格や税率を引き上げや、増税分を健康づくりのための特定財源に、という話も出ているそうで、たばこ離れが進む中、生き残りに必死なんだろうね、きっと。
・・・笑い事じゃないかも。
話はそれるけど、考えてみると最近「なんでオレだけ」ってフレーズよく聞く。
喫煙を注意されたニコ中のほか、交通違反や万引きで捕まったヤツ。
河川敷でゴルフするヤツ。
小学校の運動会で、飲酒禁止にもかかわらず酒を飲んで、注意されて逆切れするヤツ。
とにかく、自分に非があると思っているヤツに限って「なんでオレだけ」ってな言い訳をする。
これって自分の罪を、「被害者」になることによって回避しようとする発想。
しかし、最後には罰金を払わされたり、子供みたいに説得されたりで、自分の品格を下げただけで一文の得にもならない。
いくらごねても、道理が引っ込むわけもない。
恥ずかしい思いをするだけという結末に気がついたときにはもう手遅れ。
引っ込みがつかなくなって、さらに強弁を積み重ね、悪循環に・・・。
「なんでオレだけ」には気をつけよう・・・(^^;
問題になっている厚労省の喫煙率削減案は難易度による候補は、以下の3案が用意されている。
10年度までに喫煙率を、
1.1997年の喫煙率の約半分に当たる「男性25%、女性5%」
2.やめたい人が全員禁煙に成功した場合を想定した「男性30%、女性10%」
3.やめたい人の一部が禁煙に成功した場合の「男性35%、女性10%」−以下にする
これまでに厚労省には計570件寄せられた意見では、賛成は305件で、反対は265件を上回っている。
最も厳しい1の「男性25%、女性5%」案に205件の支持が集まっているという。
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禁煙できない兄が聞いたら「そのとおり!」って言いそう。
先日も 兄夫婦と一緒にご飯を食べたんだけど、一定の間隔で「電話だ!」といって席を立ちます。
お嫁さんはお見通しで、「あれタバコ吸いにいったんだよ」って言ってました。
ダメな兄だな〜
そういえばナミナミさんのお兄さんって確か、嫁さんに禁煙orダイエットの選択を迫られて、ダイエットを選んだんですよね。
ダイエットの方が大変なのに・・・(^^;
タバコは3ヶ月くらいで依存から逃れられるけど、食欲はなくなることがありませんからね〜。
その後、どうなったんでしょう。