今年4月から保険が適用されるようになった禁煙治療。
ただし保険診療を行う医療機関は、病院の敷地内禁煙という条件を満たす必要がある。
同病院では今年の初めから、これまでの建物内禁煙から敷地内禁煙に拡大するかの議論を行ってきた。
拡大を求める意見がある一方、末期がん患者の緩和ケアや精神科の患者には、心のよりどころとして喫煙が必要な場合もあり、国が定める施設条件は「厳しすぎる」との意見も出ていた。
結論が出ないまま、4月以降も自由診療を続け、保険診療を望む患者には別の病院を紹介してきたが、県内でもいち早く1999年から禁煙外来に取り組んできたこれまでの実績を活かすため、8月からの敷地内禁煙を決断した。
中庭に設置されている喫煙所は同時に撤去されることになり、禁煙を守れない入院患者には、転院を考えてもらうよう周知している。
式部隆介管理局長は「防火管理上の危険もあり、全面禁煙を打ち出す以上は厳しく臨む必要がある。議論を重ねた結果で、理解してほしい」と説明する。
禁煙外来を担当する西耕一医師は「禁煙はもちろんいいことだが、喫煙は犯罪ではない。受動喫煙を防ぐためなら喫煙所を設けて分煙すればよく、保険診療のためにそこまで厳しい条件が必要なのか」と話す。
医療の現場でも、いろいろ禁煙にしづらい事情があるんだね。
でも、合法であることを根拠に、喫煙の正当性を認めるような医者はお断り。
物事が法律で保護されているかどうかは、法の解釈が必要なときに問題になることであって、病院を禁煙にするかどうかを話し合う場で持ち出すようなことじゃない。
たばこが治療に必要だというなら、医者の処方箋の元で薬として使用を認められるような例外措置を、厚労省にでも提案してみてはいかがだろうか。
喫煙は合法なんだけど、医療機関が合法であることを根拠に、これまでどおり一律に病院で喫煙を認めていては、医療機関として使命が果たせないと思わない?
たばこが必要ではない患者だっているし、末期がん患者だって元々吸わない人にはたばこなんて必要ない。
現状で一部の患者に必要であっても、がんの原因である喫煙を病院が認める様な考えは、どこかで断ち切らないと。
《関連サイト》
石川県立中央病院 トップページ
┗病院内全域禁煙について
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